麻酔科

麻酔科 概要

 平成23年12月より、麻酔科を開設しました。

 近年、麻酔技術の進歩により、高齢な方や合併症がある方も手術することが可能になりました。当院でも最新で質の高い麻酔診療を提供したいと考えております。安心して手術室へいらしてください。

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医師紹介

佐藤 浩三
専門領域: 麻酔、心肺蘇生、医学教育
日本麻酔科学会認定医・専門医・指導医、麻酔科標榜医、
ICD(インフェクションコントロールドクター)、
WISER(シミュレーションセンターディレクター)
勤務歴: 筑波大学附属病院、土浦協同病院、いわき市立総合磐城共立病院、北斗病院、相澤病院
所属学会: 日本麻酔科学会、日本集中治療学会、日本救急医学会、日本感染症学会
札幌市出身です。学生時代はアイスホッケーをしていました。スポーツ観戦が好きです。よろしくお願いします。
佐藤 ゆみ子
専門領域: 麻酔、心肺蘇生、成人教育
日本麻酔科学会認定医・専門医・指導医、麻酔科標榜医、
ICD(インフェクションコントロールドクター)
勤務歴: 筑波大学附属病院、いわき市立総合磐城共立病院、北斗病院、相澤病院
所属学会: 日本麻酔科学会、日本感染症学会
東京都出身です。長野の美しい山々を見るのが好きです。(登るのは無理ですが・・・)

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麻酔科医の役割 −日本麻酔科学会HPより抜粋−

 ”麻酔”と言えば、皆さんが手術を受ける時に、眠ったままで痛みもなく、何も知らないうちに悪い所を治して貰える便利なものと思われているだけかもしれません。しかし、ここでちょっと考えてください。麻酔科医はどのようにして患者さんを眠らせたり痛みをとったりするのでしょうか。

 

 例えば、お腹の手術を行っていると想像してください。手術の前に麻酔をかけますね。もちろん、これは麻酔科医の仕事です。しかし、その前に麻酔科医は個々の患者さんのために一番適した麻酔方法を選択するため、手術の何日も前から患者さんを診察し、時には必要な検査を追加したりすることもあります。

 麻酔をかけて、いよいよ手術が始まり、まずお腹の皮膚を切開しますね。それから筋肉をかき分けたり、切り開いて病変のある悪い部分に達していきます。 その時に、筋肉が硬いとなかなか手術の操作が進みません。従って筋肉を柔らかくする薬物(筋弛緩剤といいます)が必要となります。このお薬を投与するのも麻酔科医の仕事です。

 このお薬を投与すると呼吸をするための筋肉の働きも衰えて、患者さん自身では呼吸が出来なくなってしまうため、人工呼吸が必要になります。そこで、麻酔科医が患者さんの気管に管を入れて(気管挿管といいます)、人工呼吸を行います。これを呼吸管理と呼んでいます。

 また、同じ手術中でも、その経過において患者さんに与える痛み刺激の大きさは決して同じではありません。強い痛みを伴う時もあれば、それ程ではない時もあります。その結果、患者さんは眠っていても、そのような痛みの強さの変化に反応して、患者さんの体に悪影響が現れてきます。例えば血圧が上がったり、心拍数が増加したりします。また、出血が続きますと逆に血圧が下がったりします。そのために麻酔科医は常に患者さんの血圧、心拍数などの生理状態を観察し、異常がみられれば、即、適当な処置を行っているのです。これを循環管理と呼びます。

 その他、手術の最中や術後に、痛みが強い場合は、麻酔薬や鎮痛薬を多く投与して痛みから患者さんの身体を守り、痛みがさほど強くない場合は、投与量を抑えて、余分な麻酔薬を投与しないように麻酔科医は気を配っているのです。これを疼痛管理と呼びます。

 手術が終わった後には、患者さんの呼吸、血圧、心拍数の安定や意識の回復を確認するのも麻酔科医の仕事です。

 このように、麻酔科医は麻酔中、一時も患者さんの側を離れず、安全な手術のためにその専門知識を駆使し患者さんと共に戦っているのです。

 

 麻酔科医の仕事とは何か、ご理解いただけたでしょうか。麻酔科医の仕事は手術のために麻酔をかけるだけでは終わらず、手術の前後にわたって患者さんが安全かつ快適に手術が受けられように日々努力しているのです。

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麻酔科認定医・専門医・指導医について

 麻酔科医は命の番人として患者さんの生命や人権を守っています。例えば、患者さんが手術を受けられるときは、手術前に体の状態や問題点を把握して安全な手術が行える環境を提供し、手術中は絶えず患者さんを見守ります。また、手術後は患者さんの苦痛、とくに痛みを取ることで快適に回復する手助けをします。

 さらに、救急医療や集中医療における診療、疼痛・緩和医療なども麻酔科の知識と技術を生かした重要な分野であり、麻酔科医はその分野の専門家として責任を持って医療行為を行っています。

 こうした重要な役割を果たすためには麻酔科医が十分に訓練を受け、様々な症例を経験する必要があります。そこで、日本麻酔科学会では、麻酔科医に関する資格を制定し、麻酔科認定医・麻酔科専門医・麻酔科指導医の3つの資格を認定しています。

 当院の麻酔科医はそのすべての資格を取得しており、技術や知識の評価を受けているだけでなく、これからの麻酔科医を養成する立場にもあります。

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麻酔科認定病院について

 日本麻酔科学会では、安全・安心な麻酔を提供する条件を満たした医療施設を「麻酔科認定病院」として認定しています。認定されるためには、麻酔科の代表として麻酔科専門医が常勤で勤務し年間200件以上の麻酔症例があること、施設・設備が整備されていること、そして麻酔科医が学会などで自己研鑽ができる環境を整える必要があります。

 これまで当院には麻酔科医が在籍していなかったために、「麻酔科認定病院」の認定を受けていませんが、早期に認定されるように努力していきます。